本来医療は顧客である患者に対して行われる行為であり、患者を中心とした医療サービスが行われるべきであります。
しかしながら患者は、疾患を患っているため往々にして弱者意識を持ちながら医師と対面する一方、医師側は、医療行為による対価で患者からお金を頂く上に、「先生 ありがとうございます」と言われる特殊な環境下にあるため、多くの医師は開業を志す時になってはじめて、顧客である患者に支持される医療とは何かを改めて考えることになります。
これからの医療は、機能分化が進み、診療所と病院の連携のみならず、診療所と診療所が連携することにより、あらゆる病気に対してワンストップで対応できる施設が患者に対して大きな魅力になるため、メディカルモールでの開業を考える医師が増加しています。
患者から指示され医師の要望を満たすメディカルモールとは、従来のビル診療とは異なり、専門性の高い医師が同一の場所で、独立性を保ちながら共同で医療を行ことで、単独の開業では孤立しがちな医療活動も互いに協力し競えあえる環境で快適に医療に従事できることが求められます。