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成功する場所

成功する開業を実現するためには、成功する場所で開業することが大切です。
それでは成功する場所とは、どんなところでしょうか?



理念を実現できる場所

一番大切なことは、先生の開業の理念を実現させることができる場所であることです。
たとえば、小児科の先生が、自分は子供達に対してこわくない、痛くない、頼りになる医療を提供しようと思って開業したとします。ところが開業地が、古い町でお年寄りばかりだったらどうでしょうか?来るのはお年寄りばかりで、提供する医療のスタイルも変えざるおえなくなってしまいます。
つまり、患者様のニーズと先生の提供できる医療がマッチすることが大切だということです。



人口が多い場所

成功する開業を実現させるためには、沢山の患者様に来院していただくことが大切です。
経営していく上で、最低限の患者様が集まらなければ、医院は閉院に追い込まれてしまいます。患者様は、多いにこしたことはありません。中には、1日に200人も300人も患者様が集まる診療所もあり、もう診きれないという悲鳴を上げていらっしゃる先生もいますが、そういう時は、予約制をとるとか診療時間を短くするなどの対策をとれば、患者数は調整できます。多い患者を減らすことは少ない患者を増やすよりもはるかに簡単です。


それでは、沢山の患者様に来院していただくためにはどうしたらいいでしょうか?
そのためには人口の多いところで開業することです。人が病気になってなおかつ診療所に通う確率が仮に1%だったとすれば、人口が多い場所ほど患者数が増えることになります。ただ人口が多いといっても、どこまでをいうのかと言えば、それは一般的に診療圏と呼ばれる範囲内の場所の人口をいいます。一次診療圏といい、徒歩ないしは自転車で来院できる範囲内(0〜500m or 1km)と車や電車などの交通手段を使って来院する二次診療圏(500m or 1km〜2km)の人口をいいます。
この診療圏内の人口密度が高ければそれだけ成功に近い場所ということができます。



将来性がある場所

40歳で開業したら、少なくとも60歳ぐらいまでその開業地で医療を行っていくことになります。現在は、沢山の人が住んでいて開業に適した場所だとしても、今後どうなっていくかを考えないと思わぬ落とし穴にはまることになります。
人口統計等見て年々人口が減っている場所であれば、そこは将来性がない場所ということになりますし、また逆に区画整理が行われて近くに駅ができるということであればそこは将来有望な場所ということになります。
先のことは完全にはわかりませんが、、少なくとも借入金の返済期間内にその場所が将来どうなっていくかの情報を現在できる範囲内で集めておくことは大切です。



競合相手が少ない場所

患者様の心理として、来院可能な地域にいくつかの診療所があれば、その中で自分にとって最もよい診療所を選択することになります。
将来的に競争が激化したときは仕方がないですが、現在はまだ診療科目によっては競合相手が少ない場所というものが存在します。ご自分の技術に自信を持って開業することは大切ですが、大きなお金を動かす事業であるということも考えると無用な競争は避けるべきです。
そうするとできれば競合相手が少ない場所を選びたいということになります。



数字が読める場所

診療所の立地として、駅前であるとか、医療ビルの中であるとか、スーパーマーケットの中などは、患者様が集まりやすい場所として、お勧めです。
また、コンビニエンスストアーが競争激化で撤退した場所なども、診療所にとっては好開業地であることが多いです。
こうしたある程度数字が読める物件をねらって開業地を探すと言う方法もあります。